2014年6月10日火曜日

しりとり

うまいものネットショップ

私は午前、午後と空いた時間にみんなと遊ぶ企画を練るのが仕事。
認知症の多くの人は、自分から話しかけることはあまりしない。
どちらかと言うと独り言が多い。
テーブルの前に車椅子で座ったまま時間が経過していく。
そんな時、みんなに呼び掛ける。
「さて、楽しい遊びをしますよ」、と。
しかし、ほとんどの人は積極的に参加することはない。
私が、ゲームをどんどん進めていくのだ。
今日のゲームはしりとり。
私は、一番元気のいい人からゲームを進めた。
「ばなな、なすび、・・・、ケーキ」、とやってきた。
それまで、ゲームに参加せずうつむいていた太郎さん(仮称)に呼び掛けた。
「太郎さんの番ですよ。キから始まる言葉は何ですか?」
と尋ねた。
すると太郎さんは、待ってたとばかりに、大きな声で「キンタマ」と叫んだ。
私はびっくりしたが、多くの人はそれほど驚くことはなかった。
私は、太郎さんに「ダメダメ」と手ぶりを交えて言った。
すると、太郎さんは
「もっと、おもしろいものがある」、と小さい声で私に行ってきた。
もう、75歳くらいであろう。しかも、どこかの学者だったという。
頭の中は、少年時代に戻っていたのでしょうか?

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